【秋に聴きたい】おすすめ邦ロック5選

秋ソング

こんにちは、邦ロック大好きアラサーOL、寧音です!

蝕むように暑かった日々が、少しずつですが心地よい涼しさを感じられるようになり、秋が着実に近づいてきていますね!

秋になったら、皆さんはどんな曲を聴きますか?

ふと振り返ると、春ソング・夏ソング・冬ソングは各々パッと思いつく曲があるかと思いますが、秋ソングって他季節と比べると少し印象が弱いかもしれません…。

ですが!実は秋ソングもおすすめの曲がたくさんあるのです!

そんな秋にぴったりの曲をご紹介しますので、是非ご覧ください!

▷▷夏の終わりに聴きたい曲はこちらからチェックしてください!

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セプテンバーさん_RADWIMPS

最初にご紹介するのは、RADWIMPS「セプテンバーさん」

こちらは2006年2月15日にリリースされた『RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』に収録されていた曲です。

秋ソングといえば「セプテンバーさん」!

名前のとおり9月になるとテレビやラジオで流れる頻度が増えるため、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。

9月を親しみを込めてさん付けして呼んでいるように捉えられる曲名。

実はこの曲名、“セプテンバー3“=9月3日が由来となっております。

この日は2005年9月3日のことを指しており、RADWIMPSにとってインディーズ最後のライブが開催されました。

その際に「セプテンバーさん」が初披露されたため、9月3日というのはRADWIMPSにとって特に思い入れのある、大切な日だということが伺えますね。

『夏』ってだけでキラキラしてた あの気持ちが好きなの
「もう少しだけここにいさせて」そんな顔で僕見るの

<作詞:野田 洋次郎 作曲:野田 洋次郎 RADWIMPS「セプテンバーさん」から引用>

個人的に1番好きな歌詞がこちら。

あの夏だからこそ味わえる、どうしようもなくワクワクする気持ち。特別な日でなくてもキラキラに見える夏のマジックにかかったような高揚感。

暑くて嫌だと思っていても、いざ9月になり少しずつ夏が離れていくのを感じると何故だか寂しく思えるのも夏特有。

夏への名残惜しさを話しかけるような語り口調で歌われたこの歌詞がいじらしさも感じられて好きなんですよね。

夢が語りつくした希望を 僕は拾うよ 君は見てるの?
さぁ今ならば この声ならば届く気がしたんだ

夏がちらかしてった心を 僕は紡ぐよ さぁいざ行こう
そう今だから この声だから 響くセプテンバー

声が響きだす そこに意味はなくとも
君が笑い出す そこに夏はいなくとも

<作詞:野田 洋次郎 作曲:野田 洋次郎 RADWIMPS「セプテンバーさん」から引用>

9月って正直まだ残暑の日々で“秋”とは捉えにくいですよね。

けど“夏”でもない。夏の暑さも感じるけど秋の訪れを告げるかのような、ふとしたときに吹く風の心地よさ。

この夏にも秋にもなりきれていない、曖昧で不安定な9月を、キャッチーな歌詞と軽やかなメロディで表現しつつ、淡い恋心を抱いていた君への想いをセプテンバーに乗せて伝えたい、というノスタルジックさや切なさが詰まった唯一無二な曲となっております。

1年を通して少し影の薄い印象のあった9月が、実はかけがえのない、なくてはならない存在だと真っ直ぐな気持ちで届けてくれたRADWIMPS。

RADWIMPSのおかげで、夏が終わる寂しさで気持ちが埋もれず、秋の訪れを待っていたかのように「セプテンバーさん」が流れる9月の存在を大きく感じる方が増えたかと思います。

聴くすべての人をやさしく包み込んでくれるような、9月の美しさを体感できる必聴の曲です!

花言葉_Mr.Children

2曲目はMr.Children「花言葉」です!

2004年4月7日リリースの11枚目アルバム『シフクノオト』に収録されています。

言わずと知れた国民的バンドMr.Children。

名曲揃いの存在を知らない人はいないであろうMr.Childrenにも、実は隠れ名曲の秋ソングがありました!

曲名である「花言葉」、歌詞を見ると分かるのですが、こちらはコスモスの花言葉を指しています。

皆さんコスモスの花言葉をご存じでしょうか?

調べてみたところ、「乙女の真心」「謙虚」「調和」「平和」「美しさ」ということでした。

また、花は色別でも花言葉があるため、コスモスの色別の花言葉も調べてみました。

意味
ピンク純潔
愛情・調和
優美
チョコレート恋の終わり

各色の花言葉は上記の通り。

注目していただきたいのは、チョコレート色のコスモスの花言葉が「恋の終わり」

「花言葉」はこのチョコレート色のコスモスの花言葉をもとに描かれた、恋の終わりの曲となっております。

あの日見せた 僕の知らなかった顔
哀れみと背伸びで告げられた別れ
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に君は去った

〈作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿 Mr.Children「花言葉」から引用〉

“コスモスの咲く季節に君は去った”

この言葉選び、決して前向き表現ではありませんが、素敵だなと感じました。

この歌詞の前に“哀れみと背伸びで告げられた別れ”とあるため、恋人と別れたことが分かります。

これに”コスモスの咲く季節に君は去った”がプラスされることで、コスモスが咲く秋の季節に別れたこと、コスモスの可憐さとは裏腹に、自分自身の全てを知ってほしいとまで思った恋人を失った喪失感が伺えます。

哀愁を感じるメロディーですが、失恋の痛みにそっと寄り添ってくれるような桜井さんの温かみのある歌声が、心地よい秋の風を感じながら聴くときにぴったりです。

公式Youtubeでは掲載されていないため、気になった方は是非聴いてみてください!

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キンモクセイ_オレンジスパイニクラブ

続いてご紹介するのは、オレンジスパイニクラブ「キンモクセイ」

こちらは2020年1月20日リリースのミニアルバム『イラつくときはいつだって』に収録されています。

TikTokを中心に大きく話題となった、福島出身4人組バンドのオレンジスパイニクラブ。

青春の甘酸っぱい気持ちをキンモクセイと重ねた、思わずキュンとしてしまう曲となっております。

秋の花といえば、先程のMr.Childrenの「花言葉」でもご紹介したコスモスと今回のキンモクセイが代表的。

実は、オレンジスパイニクラブもミスチルと同様、花言葉をもとに制作された曲かと思います。

キンモクセイの代表的な花言葉は「初恋」

青春時代の初恋の思い出をキンモクセイの花言葉の初恋となぞらえているのもキュンポイントの1つです!

やっぱビビッときてるよ
君のイメージ金木犀よ
香りまで妄想しちゃうなんてバカね
夏の終わりの初夏の気温は
気持ちをとっくにのせてた
最高あんた最高
グッときた心臓ぱんっと割れる

<作詞:スズキナオト 作曲:スズキナオト オレンジスパイニクラブ「キンモクセイ」から引用>

この歌詞、相手のことが心から好きだという気持ちがひしひしと伝わって、じれったい気持ちになってしまいます。

キンモクセイといえば、オレンジ色の小花で9月頃から咲く甘い香りのする花。

この秋の時期のみ咲く可憐な印象のキンモクセイが、君のイメージと合っているという歌詞。

オレンジ色の小花が可愛らしいキンモクセイから、恐らく片想い相手も小柄で可愛らしく、明るい笑顔の女の子なんだろうな、と思えます。

キンモクセイのように甘い香りがその子からも香るんだろうな、ぴったりだろうなと妄想してしまうところも純粋な恋心が表れています。

キンモクセイが咲き始める9月は夏の終わりの時期のため、徐々に涼しさを感じ始める頃。

それを初夏の気温となぞらえていることから、相手を想う気持ちが大きく膨らみ、気持ちが高まっていく様子を表現しているのかと思います。

聴けば聴くほど可愛らしくてじれったい曲です…!

秋ソングはどこか切ないバラード調の曲がイメージしやすいですが、「キンモクセイ」のように甘酸っぱい恋心を歌った、胸キュンソングもあるので、是非聴いてみてくださいね!

ツキミソウ_Novelbright

続いてご紹介するのは、Novelbright「ツキミソウ」

こちらは2020年12月11日にリリースされました。

“心に沁みる”バラード曲として大きく話題となり、デジタル総再生回数が1億を突破した「ツキミソウ」!

Novelbrightといえば、Vo.竹中さんの心を震わす圧倒的な歌声が特徴。

一度聴いたら忘れられない確かなメロディワーク、 細部まで練りこまれた楽曲アレンジに定評がある、大阪出身5人組バンドで、『第62回日本レコード大賞』にて、新人賞も受賞したことがある超実力派バンド。

特にこの「ツキミソウ」は、Vo.竹中さんの圧巻な歌声が遺憾なく発揮された、Novelbrightの代表曲となります。

茜色のこの街眺めては
こんなにもあなたのこと思い出してばかり
忘れたいのに 今更素直にはなれない
分かってるんだよ 今も心は泣いてるよ

<作詞:竹中雄大 作曲:竹中雄大・沖聡次郎 Novelbright「ツキミソウ」から引用>

歌詞を見て分かる通り、今はそばにいない大切だった人と一緒に過ごした街を眺めて涙する失恋曲。

歌詞はもちろんですが、やはり竹中さんの歌唱力が圧倒的…!

Novelbrightの楽曲を聴いたことがない方は、まずは何も言わずに聴いてみてください。

心が震えるってこういうことを言うのだな、と気が付いたら涙を流してしまうほど。

誰にも真似できないであろう感情を込めた美しい歌声が、よりこの歌詞の情景を思い浮かべて胸が苦しくなります。

失恋経験がある方はもちろん、失恋をしたことがない方も大切な人を失う失恋の痛みがひしひしと感じられるかと思います。

秋の時期特有の、美しい茜色の夕日を見ながらこの曲を聴くと、秋の儚さと重なってつい感傷に浸りたくなります。

私は初めて「ツキミソウ」をライブで生で聴いたとき、あまりにも歌声が美しすぎて様々な感情がこみ上げてきて、終わるまでずっとぽろぽろと泣いてしまいました…。

秋の情景を背景に、圧巻の歌声も堪能できる唯一無二の秋ソング、おすすめです!

秋_ヤバイTシャツ屋さん

最後にご紹介するのは、ヤバイTシャツ屋さん「秋」

2018年12月19日リリースのアルバム『Tank-top Festival in JAPAN』に収録されています。

この、至極シンプルな曲名である「秋」。

でもあのヤバTです。コミカルでキャッチーな楽曲揃いの、個性が爆発しているヤバTが制作した秋ソングとなれば、どんな曲なのだろうとかなり期待が大きい…!

ひとまずは歌詞を見ていきましょう。

読書の秋 食欲の秋 スポーツの秋
そんなんできるわいつでも
春は桜、夏は海やん、冬は雪
比べて秋弱い気がするって

warm…warm…

<作詞:しばたありぼぼ 作曲:しばたありぼぼ ヤバイTシャツ屋さん「秋」から引用>

この深そうで全く深くない、でも誰もが感じたことはあるであろう秋のことを歌った歌詞。

さすがヤバTと言わざるを得ないです。

確かに読書も美味しいものを食べるのもスポーツも秋でなくてもできること…。

春は桜、夏は海、冬は雪。それに比べると秋は印象が弱いという歌詞。

でも、秋といえば真っ先に思い浮かぶことありますよね?

その疑問をラストサビで応えてくれました!

読書の秋 食欲の秋 スポーツの秋
そんなんできるわいつでも
春は桜、夏は海やん、冬は雪
秋の紅葉さいこう

autumn… warm…

<作詞:しばたありぼぼ 作曲:しばたありぼぼ ヤバイTシャツ屋さん「秋」から引用>

秋といえば紅葉!

なんだかんだ言って、最終的には秋って最高!とまとめてくれました。

四季の中でも特に短く感じる秋。

その貴重な秋に対して漠然と感じていることを、特別捻りのない歌詞でヤバT調で制作された「秋」。

今回ご紹介した中でも特に異端な存在であることは間違いありません。

ただ、何故だか1番頭の中に残っていて、曲が頭の中で無限に流れるほど中毒性が高いです。

そんな中毒症状を了承したうえで是非聴いてみてください!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

こうして見ると、実は秋ソングもたくさんありますよね。

本格的な秋の訪れが近づいてきているので、素敵な秋ソングで気分を盛り上げてみてください!

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