こんにちは、邦ロック大好きアラサーOL、寧音です！
皆さん、SUPER BEAVERの「青い春」という曲をご存知でしょうか。
最近はライブやフェスのみならず、テレビの出演も増え、年々注目度が増しているSUPER BEAVERですが、この曲を知らない方もいらっしゃるかと思います。
「青い春」は、2016年3月26日にリリースされた9枚目シングルです。
ライブでも定番曲の1つですが、MV含めて非常に感銘を受け、益々好きになった曲なので、ご紹介させていただきます！
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MVが2種類ある
「青い春」のMVは、2種類あります。
1つ目は、加藤マニさんが手掛けたドラマ仕立ての少しコミカルなＭＶ。
2つ目は、池田圭さんが手掛けた「青い春 MV 10th Anniversary Ver.~ 」です。
今回は、加藤マニさんが手掛けたMVの内容に沿ってご紹介させていただきます！
MVはおじいちゃんが主役
会いたい人がいる 胸の奥をぎゅっと 掴む想いは
＜作詞：柳沢亮太 作曲：柳沢亮太 SUPER BEAVER「青い春」から引用＞
明日を見つける 始まりは 青い春
イントロからいきなり自転車を漕いだおじいちゃんが登場します。
初見は青春っぽい曲かと思ったらおじいちゃん！？という感じでしたが、病院のような場所に向かうため、河川敷を自転車で必死な顔で漕いでいるところを、メンバーがすれ違います。
必死な様子から、大切な人が病院に運ばれたと聞いて、急いで向かっているのでしょう。
お相手は奥さんでしょうか。
2人の出会い
二人だけの秘密 待ち合わせで 顔を見れば照れた恋や
＜作詞：柳沢亮太 作曲：柳沢亮太 SUPER BEAVER「青い春」から引用＞
夕方五時の鐘 かき消すように 初めて口にした夢は
どうか無事であってくれ…という表情で向かっているおじいちゃんは若かりし頃の記憶が蘇ります。
MVがセピア調に変わったと同時に、おじいちゃんが20代だった頃の青年に変わります。
青年はある喫茶店におり、目線の先にはこの喫茶店で働く女性がいます。
この女性に恋をしている青年は、つい目で追ってしまいます。
この女性が、後の奥さんではないでしょうか。
そして、なぜか40～50年前の昭和の時代にメンバーもおり、青年に声掛けなよ、と背中を押します。
演奏して女性の気を引く作戦
正しい間違いその先で 悩みも迷いも引き連れて
〈作詞：柳沢亮太 作曲：柳沢亮太 SUPER BEAVER「青い春」から引用〉
それでも輝きを放ち続けてた 未来へ
メンバーは青年を引き入れ、演奏に参加させます。
音楽を演奏している姿を見せて、女性の気を引こうという作戦でしょうか。
初心者の青年にタンバリンを渡し、本番に向けてメンバー全員でリズムのレクチャーをします。
本番前に全員で手で円陣を組み、気合を入れ、いよいよ演奏を始めます…！
5人で演奏スタート！
会いたい人がいる 胸の奥をぎゅっと 掴む想いの
〈作詞：柳沢亮太 作曲：柳沢亮太 SUPER BEAVER「青い春」から引用〉
隣にはいつも あなたがいるんだ 元気でいますか？
迷うたびに思い出す 始まりは 青い春
司会者に紹介され、5人で演奏をスタート！
青年はタンバリンでリズムを取りながらコーラスにも参加します。
店内は5人の演奏に大盛り上がりです。
女性も働きながら演奏する青年を遠くから見つめます。
その様子に気付いたVo.渋谷さんは、青年に目を向けニヤリと笑います。
2人、急接近
何かを責めなきゃ立ってられず 互いに互いのせいにした
〈作詞：柳沢亮太 作曲：柳沢亮太 SUPER BEAVER「青い春」から引用〉
あの日の涙は忘れたくないよな この先も
演奏終了後、メンバー達が見守る中、青年は女性に声を掛けます。
恐らくまともに話したのは、このときが初めてかと思います。
前々から気になっていました、今度お食事に行きませんか、というお誘いをしているように見えます。
一生懸命伝える青年に、女性は少し照れくさそうに、けど嬉しそうに承諾をします。
笑い合う2人にメンバーも胸をなでおろした様子で、記念にメンバー、青年、女性、司会者の7人で写真を撮ります。
どうか無事であって…！
会いたい人がいる 恋して夢を見て 約束をした
〈作詞：柳沢亮太 作曲：柳沢亮太 SUPER BEAVER「青い春」から引用〉
生きていく意味とは 全ての「あなた」にある
再び現在のおじいちゃんに戻ります。
自転車に乗って、急いで病院に向かっていましたが、途中ではやる気持ちを抑えられなかったのか、自転車を乗り捨て、走って病院へ向かいます。
到着し、そのまま受付に駆け込み、奥さんがいる部屋を訪ねます。
途中から走って病院へ来たため、足が縺れそうになりながらも奥さんの元へ向かいます。
奥さんが心配でたまらない、必死な様子のおじいちゃんに、人柄の良さが見えて、思わず胸が熱くなります…！
2人の想い、今も昔も変わらず
会いたい人がいる 胸の奥をずっと 掴むあなたが
くじけそうならば 今度は僕らが 笑わせたいんだよ
あなたが生きる意味だ と 伝えたら 笑うかなそんな歌が歌いたい 始まりは 青い春
〈作詞：柳沢亮太 作曲：柳沢亮太 SUPER BEAVER「青い春」から引用〉
ラストサビに入ったと同時に部屋へ入るおじいちゃん。
そこには医者と奥さんの姿があります。
奥さんは、慌てて来たおじいちゃんに、膝を少し擦りむいただけよ、というように笑って膝に巻かれた包帯を見せます。
奥さんが軽傷であることが分かり、おじいちゃんは心底安心したように、このMVで初めて笑顔を見せます。
奥さんの傍に寄り、微笑み合う2人の後ろには、再びメンバーが演奏しています。
今も昔も変わらずメンバーが2人を見守っていた、というように見えるエモさとシュールさが感じられます。
また、2人で微笑み合っているタイミングで、
”あなたが生きる意味だ と 伝えたら 笑うかな”
の歌詞が重なるのですが、おじいちゃんも奥さんも互いにそのように想っている、という構図に見えて、何十年も寄り添い合った2人だからこそ、この言葉がより身に染みるほど深い歌詞のように思えます。
医者にお礼を言い、部屋を出ていく2人に、これからもお幸せに、と言いたげなVo.渋谷さんのニヤリ顔が再び見れるのですが、個人的にはこのMVで1番好きな瞬間です。
乗り捨ててきた自転車を押しながら河川敷を歩く2人の後ろ姿は、若かりし頃の付き合っていた頃の2人そのものでした。
青い春、最高
いかがでしょうか。
今回は、MVの内容に沿って、「青い春」をご紹介しました。
会いたいと思える人がいる、笑わせたいと思える人がいる、そんなあなたがいることこそが生きる意味だ、とメッセージが込められた思わず胸が熱くなる曲です。
是非MVと併せて聴いてみてください！
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