【聴いたら沼】flumpool隠れ名曲5選

flumpool

こんにちは、邦ロック大好きアラサーOLの寧音です!

こちらのサイトでは私のおすすめのバンドの楽曲をご紹介していきます。

前回に引き続き、flumpoolの曲をご紹介いたします!

前回は「おすすめ名曲5選」でしたが今回は「隠れ名曲5選」です!

あまり知られていないけどファンの間では人気の高い曲や、個人的に思い入れのある曲など、かなりかなり悩んで選び抜いた曲たちです…!

ファンでないとなかなか知られていない少しマニアックな曲が多いかもしれませんが、flumpoolの代表曲以外も知りたいって方は是非ご覧ください!

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ハイドレンジア

いきなりマニアックな曲ご紹介します!

flumpoolで隠れ名曲といえば絶対はずせない曲です。

「ハイドレンジア」とは英語で紫陽花のことを言います。

インディーズ時代からの楽曲で、若かりし頃のがむしゃらな葛藤や、それでも頑張る前向きな歌詞が魅力の大好きな曲の一つです。

紫陽花ということもあり、カタツムリ目線と思える歌詞もユーモアがあって素敵だなと感じます。

parallel my mind, parallel my mind
どちらの僕も僕であって
右へ左へ回れ右して
彷徨っている
予測不能の 未来は曖昧
だから僕らは 迷ってしまう
そんな自分がはきそうに辛いんだ

<作詞:Ryuta Yamamura 作曲:Kazuki Sakai flumpool「ハイドレンジア」から引用>

ただこちらの曲、音源化されていないライブでしか聴けない曲なのです。

インディーズの頃からの人気曲で、ライブでしか披露されない幻の曲なので、イントロが流れたらそれはもう、会場は爆発的に盛り上がります!!

ライブでしか聴けない、ファンしか知らないレア曲としてかなり根強い人気があるのです。が、この幻の曲も実は音源化されました。

2014年5月21日リリースの『The Best 2008-2014「MONUMENT」』にて初めて「Hydrangea」が収録されております。

flumpoolにとって初のベストアルバム発売に加え「Hydrangea」音源化。

嬉しい反面、少し複雑な気持ちでした。

ファンしか知らない曲をファンでもない人にも聴けるようになってしまうなんて…

でもこちら、ちょっとした秘密があります。

見出しの「ハイドレンジア」と上記記載の「Hydrangea」。間違えたわけではありません。

読み方が同じだけで明確に違う曲です。

簡単に言うと「ハイドレンジア」を音源化するためにアレンジが加えられたのが「Hydrangea」です。

メロディーに大幅にアレンジが加えられていますが、1番の違いはボーカルです。

【ハイドレンジアの場合】

導入部分:山村さん(Vo)

1番:坂井さん(G)

2番:尼川さん(B)

Cメロ・ラストサビ:山村さん(Vo)

【Hydrangeaの場合】

全て山村さん(Vo)

上記のように、ハイドレンジアはギターの坂井さん、ベースの尼川さんのソロがあるのです!

特に尼川さんがソロパートで歌うのはハイドレンジアのみなので、めちゃくちゃ貴重です。

「Hydrangea」であればすぐに聴くことは可能ですが、3人の歌声で成り立つ「ハイドレンジア」はライブでしか聴くことができません。

初めてflumpoolのライブに行って「ハイドレンジア」を聴いたときは

「坂井さんも尼川さんも歌ってる…!これがハイドレンジア…!!」

と大変感動しました。

しかし、ライブ限定曲としてセトリには基本「ハイドレンジア」は入っていたのですが、近年は歌われないライブが増えてきています。

ライブに行けば必ずしも聴ける曲でもなくなってしまったので、更にレア曲になってしまいました。

ファンでもいつ聴けるか分からないレア曲ですが、「ハイドレンジア」は一度は聴いてほしい曲No.1なので、是非ライブに行ってみてください!

Quville

続いてご紹介するのは「Quville」です!

こちらは2009年12月23日リリースのflumpool初のアルバム「What’s flumpool?」に収録されている曲です。

まずはこちら、歌詞を見ていただきたいです。

誰にも見せないトコ 開いて確かめるのさ
白いバディ なぞりたいトップ 響いて音立ててよ
Don’t let me down かけないでガウン 裸で放置はしないから
セッションしたい かき鳴らしたい 朝まで ABC いい成分

<作詞:山村隆太 作曲:阪井一生 flumpool「Quville」から引用>

いやいや、本当にflumpoolの曲!?

攻めに攻めた歌詞から滲み出るエロさ…!

この曲、サビだけでなく最初から最後までこんな感じです。

正直2番サビの方がよりエロさ全開の歌詞なので、これは実際に聴いて確かめてください。

歌詞だけ見ると、官能小説の一部を読んでいるような気持ちになるほど攻めていますが、パワフルなサウンドと軽やかなステップを彷彿とさせるメロディーが歌詞とギャップがあり、それがまたクセになります。

でも、flumpoolっぽくないエロい曲だから好き、という単純な理由で紹介したわけではありません。

この曲の最大の秘密がラストサビ直前に描かれているのです…!

遂に見つけた幻のBabe
もう手放せない恋人 白いギター

<作詞:山村隆太 作曲:阪井一生 flumpool「Quville」から引用>

白い!ギター!!

そうこの曲、ボーカルの山村さんが愛用している白いギターのことを歌っている曲なのです。

あれだけドキドキしてしまうような歌詞が散りばめられているのですが、最初から全て白いギターのことを歌っていたんですね。

聴き手を良い意味で裏切る「Quville」、なんていじらしい…!

この歌詞に出てくる”Babe”という言葉、babyと同じく「赤ちゃん」という意味でもありますが、「大好きな人・愛するパートナー」という意味で使われることが多い単語です。

山村さんにとってようやく見つけた愛するパートナー=白いギターということですね。

曲名の「Quville」も女性のクビレを指しているのかと思いきやギターのクビレ。

この真実を知ったときはやられた…と思いましたが、このギャップがファンを虜にしており、ライブでイントロが流れたら

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

と言わんばかりの大歓声となる人気曲です。

しかもライブで披露される際、愛用のギターを置き、観客の方へマイク1本で近づき、腰をくねらせながら歌うのですよ。

ギターの歌なのにギター置くんかい!とツッコミたくなりますが、セクシーさを強調するかのような山村さんのギャップのあるパフォーマンスが、なんともずるい…。

そんな魅力満載の「Quville」、ライブが絶対的におすすめですが、まずは聴いてみてください!

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388859

続いての曲は「388859」です!

こちらは2008年11月19日リリースのデビューミニアルバム「Unreal」に収録されている曲です。

そもそもこの謎に並んでいる数字、何かの暗号に見えるかと思いますが、何と読むか分かりますか?

今から15年前にリリースされた曲、と考えるとピンとくる方もいるかもしれません。

これは「388859(サヨナラ)」という曲名です。

いわゆるZ世代は分からないかもしれませんが、15年前はスマホではなくガラケーが流通していました。

そう、こちらはガラケーで「サヨナラ」を入力する際に使うボタンの位置です。

スマホだと”フリック入力”ですが、ガラケーは”クリック入力”でした。

入力するには各数字ごとに平仮名が割り振られています。

あ行を入力したい場合は1をクリック。

「あ」は1を1回。「い」は1を2回クリック。

なので、「サヨナラ」の場合は

サ→3

ヨ→888

ナ→5

ラ→9

388859ということです!

私自身も小学生の頃はキッズ携帯を持っていたので、ガラケーを使ったことがあるのですが、曲名の意味を知ったときは発想がおしゃれ…!と感動した記憶があります。

スマホでは成り立たない、ガラケーだからこそ生まれた曲です。

何度も何度も書いてはまた消して
どうしようもなくなって裸足で飛び出した
消しても消せない僕らの想い出が
こんな情けない背中を押してる

<作詞:flumpool 作曲:flumpool 「388859」から引用>

歌詞からでも伝わるほど、別れを切り出されてから想いに気づく後悔や悔しさが滲み出た失恋ソングです。

失恋経験がある人には痛いほど刺さる曲かと思います。

どれだけ想いを伝えようが別れたあとでは既にもう遅く、楽しかった頃には戻れない。

どうしようもできない感情を、やるせない気持ちをいくら相手にぶつけたところで更に相手との心の距離ができて悪循環…。

気持ちのすれ違いから一筋縄ではいかない、失恋のもどかしさがグサグサと刺さる曲ですが、そんな経験もあったな、とエモさも感じられる曲です。

失恋ソングってどこか暗く、より気持ちが沈んでしまう印象ですが、山村さんの切なさのなかにある透き通った歌声が、若さゆえの一途な想いを感じられる躍動感もあって、個人的に思い入れのある曲です。

labo

4つ目にご紹介するのは「labo」です!
こちらは2008年8月27日にタワーレコード・TSUTAYA限定で発売されたシングルです。

なんとこちら、インディーズ時代に制作された曲です。

デビュー曲である「花になれ」が2008年10月1日に発売だったので、実は「花になれ」より前に発売されていました。

こちらは2008年8月にTBS系「CDTV」のエンディング・テーマにも起用されています。

正直、「labo」はファンからすると隠れどころか代表曲レベルの曲と捉えている方が多いと思ったので、選曲に入れるか悩みました。

とはいえインディーズ時代でこのクオリティの高い名曲、まさに原点にして頂点の曲なので、紹介させてください!

I’m a simple robot
正義も悪もない 恋愛人のエゴです
機能性 利便性を 追求した HERO

愛情に枯れた poorな花に
年中無休の愛を提供可能 on demand lover

<作詞:flumpool 作曲:flumpool 「labo」から引用>

歌詞からも分かる通り、自身をロボットに見立てた曲です。発想が面白いですよね。

ギターのカッティングから始まる特徴的なイントロが、ロボットのカクカクした動きを連想させるようなサウンドで、ただただかっこいい。

実はこの「labo」、ドラムの小倉誠司さんのために制作された曲なのです。

元々flumpoolは山村隆太さん(Vo)、坂井一生さん(G)、尼川元気さん(B)の3人が幼なじみで結成されました。

3人で活動していたもののドラムの必要性を感じ、長年ドラマーを探し、加入したのが小倉誠司さん。

「labo」は4人体制になって最初に制作された曲となります。

まだ小倉さんとの距離感があったものの、ようやく見つけたドラマーを“今度は離さない”という気持ちを込めて、小倉さんが好きなダンスミュージックをベースにした曲=「labo」の誕生というわけです。

仲の良いflumpoolですが、実はこんな裏話があったとは…メンバー愛が素晴らしいですね。

魔性の女性に振り回される、コミカルさのある歌詞がベースですが、ラストサビ直前に“私が世の男性の最上級です”というフレーズがあります。

このラスト直前に思わずひれ伏してしまうようなフレーズがかっこいい…!

「labo」の魅力を最上級に表現したフレーズです。

ライブ映え抜群の曲で、サビでは曲に合わせて手を振るのが楽しいノリノリソングなので、ライブで聴くのが絶対的におすすめです!

Birds

最後にご紹介する曲は「Birds」です!

こちらは2010年2月3日リリースの3枚目シングル「残像」に収録されていたカップリング曲です。

この「隠れ名曲5選」を紹介するに当たって、絶対に絶対に紹介したかった曲です。

私の思い入れが強いというのもありますが、同じくflumpoolファンであればこの選曲は納得かと思います。

それだけこの「Birds」が隠れ名曲すぎて神曲なのです。

あっちこっち飛んだって「自分」なんて どこにもいなくて
逃げも隠れもしないで 未来へ
ドンナモンダ胸張って「自分だ」って そんな歩幅で
歩いてく勇気抱いたら 手に入れた翼

<作詞:山村隆太 作曲:阪井一生 flumpool「Birds」から引用>

“鳥になって自由に空を羽ばたいてみたい”

誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

そんな子供の頃の夢を馳せつつ、自分の力で自由に羽ばたく鳥のように生きる。その強い思いを胸に、自問自答と自身を鼓舞する前向きな歌詞と、疾走感溢れるメロディーが最高の曲です。

ファンの間でも特に名曲と名高い「Birds」ですが、その背景としては、「残像」のカップリング曲でしか収録されていないこと、ライブでほとんど披露されていないことが影響しているかと思います。

カップリング曲でもアルバムに収録されることはあるため、そのリストに入ればツアーで披露される機会も増えるのですが、「Birds」は一度もアルバムリストに入っていません。

ですので、flumpoolを好きになってから毎年ライブに行っているものの、一度も披露されることがなく、このまま聴くことができないのか…と少し諦めていました。

ですが!!

遂に遂にライブで披露された伝説の日がやってきました…!

それは2015年12月31日に開催された『COUNTDOWN LIVE2015→2016「ヒツジの皮を被ったサルたちの歌合戦」』です。

開催に伴い、ファンクラブ内で事前にライブで演奏してほしい楽曲のリクエストが募集されていました。

そこで見事に選ばれたのが「Birds」です!!

短いイントロが流れ、暗転から突然「あんな風に〜」と曲が始まった瞬間、会場がとんでもなくどよめきと歓声に包まれました。

あの幻化されていた「Birds」が遂に今、目の前で披露された…!!

それはそれはもう、言葉にできないほどの感動です。

ファン投票1位に選ばれたくらいなので、本当にファンが待ち望んでいた瞬間でした。

2015年の最後にこの伝説の日に行くことができて、感無量です。

この日を最後に、その後のライブでも長らく披露されることがなかったのですが、昨年、奇跡の日が再びやってきました。

2022年9月に開催されたファンクラブツアー「INTERRO SHIP ~航海するけど後悔させないアコースティックツアー~」です。

ファンから根強い人気があることを汲み取ってくれたのでしょう。ファンクラブツアーにて再び「Birds」を聴くことができました…!

リアルに泣きました嬉しすぎて。

そう何度もお目にかかれない幻曲がツアーのセトリに入っていることは、もう二度とないかもしれない。

そう思いライブ終了後、東京公演のみ行く予定だったところ、帰りの電車で横浜公演のチケットを購入し、1ヶ月後に再度行ってきました。

ですので、計3回「Birds」をライブで聴くことができました!

ということで、こちらもライブでなかなか披露されない幻曲の一つですが、flumpoolの隠れ名曲を語るうえで絶対はずせない必聴ソングです。

是非ともご視聴を!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は知る人ぞ知るflumpoolの隠れ名曲をご紹介いたしました。

ライブでもなかなか披露されないレア曲が多かったですが、すぐに視聴可能な曲なので、まずは聴いてみて、更に興味を持っていただければ是非是非ライブへ足を運んでみてください。

これを機にflumpoolの魅力が少しでも伝わっていると嬉しいです。

flumpoolの絶対はずせない名曲を知りたい方、「おすすめ名曲5選」もご紹介しているので、そちらも併せて是非ご覧ください!

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